初めてノベライゼーションというものを読みました。先行するブルース・ウィリス主演の映画はみていません。
日本ではあまり話題にならなかったように思います。ややストーリーが難解だったからでしょうか。
私の知るSF映画に絡めて例えるなら、「アイ・アム・レジェンド」と「ターミネーター」を足して2で割ったような感じです。どのように人間をおかすウィルスなのかという説明がなかったように思いますが、あまり不満はありません。
再三主人公の頭の中で同じシーンが繰り返されることから、結末は途中からわかってしまいますが、それでもよく練られたストーリーだと思います。科学的考察とストーリー・テリングのバランスのとれた作品だと思います。
相手役の精神科医が、なかなか真実を理解しないもどかしさも、この手の作品を好む読者なら了解済みでしょう。ひょっとすると、私たちが生きる現実の世界でも、精神科医の妨げによって大きな転機や発見を逃がしているのかもしれません。
そして久しぶりに、一度読了した作品を、もう一度はじめから読み直すということをしました。そうしなければもったいない気がします。