開発元のLaminar Research、「層流研究所」とでも訳せばいいのでしょうか。Researchと銘打っているだけに、機体にかかる諸々の力を、それこそプロペラ一枚単位で計算しているのだそうです。このゲームの中で私が愛用しているのは双発のビジネス用ターボプロップ機ですが、「実機もこういう風な挙動をするんだろうなあ」と思わせます。
二層DVD-ROM6枚に様々な機体と世界中の空域データがこれでもかと収められており、全部導入すると70GBを超える容量になります。もちろん空域データはしぼることができて、日本付近だけなら数GBですみます。仙台空港から離陸して眼下の浜辺と山々を眺めるとぐっときますよ。なお、空域データはゲーム本体を導入した後から自由に増やしたり減らしたりすることができます。
ハードウェアの能力をむやみに要求しないのも美点です。現在はGMA950を積んだCore2DuoなMac miniに入れていますが(最近のCall of Dutyなんかはもう動かない)、レンダリングの品質さえ落とせば、iBook G4 1.2GHzなんて古いマックでも支障なく動きました(バージョン9.21)。
ただし、クリスマスにはX-Plane 10がリリースされるらしく、そうなるとPPC Macや古いIntel Macはサポートされないかもしれません。シミュレーションエンジンの部分は大丈夫でしょうが、グラフィックの性能がねえ… Tiger, Leopard時代の古いマックをこれからも使おうとしている人は今のうちに買っておいた方がいいかも。
機体の種類や飛行空域は限られますが、iPad、iPhone、iPod touch版もあります。いずれも安価なので、まずそちらで試して雰囲気を掴んでみるのもよいでしょう。この中ではiPad版がおすすめです。