優秀なトレーダーを数々輩出する世界的なトレードコンテストがある。米国の「ワールドカップトレーディングチャンピオンシップ」である。2001年、このコンテストが日本市場でも開催された。それが「ロビンス-タイコム先物チャンピオンシップ」である。
日本ではリアルタイム・リアルマネーのコンペティションは初の試みで、バーチャルではない自己資金でのコンテストで成果を上げられる個人投資家が日本にどれだけいるのかと、開催前は疑問視されていた。だが、それは杞憂だった。日本にも驚異的な収益を上げるスーパートレーダーがいたのだ!
本書の著者であるフェアリー(Fairy)は順調に収益率を伸ばし、結果的に1度もトップの座を譲ることなく1098%という驚異のパフォーマンスを叩き出して優勝。そしてもうひとりの著者である炭谷道孝も667%という収益率で準優勝となった。
このチャンピオンシップの高収益の秘訣である手法を紹介したのが本書である。本書は必ずや、あなたを飛躍させるきっかけとなり、優れたトレーダーになるチャンスを与える一冊になるはずだ。
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30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
参考になりません,
By 銀鼠 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 1000%の男 ― 先物チャンピオンシップ奇跡の売買法 (パンローリング相場読本シリーズ) (単行本)
投資を専業としない個人投資家としては、炭谷氏の手法は全く参考にならなかったため、Fairy氏の投資日記についてレビューさせていただきます。Fairy氏が使っておられる手法は5分足チャートを使った単純なブレイクアウト手法で、オーソドックスで多くの投資家に知られています。 1000%を達成した原動力はマーケットのボラティリティが低くなってから、一挙に放たれるであろう動きに予めターゲット合わせる手法にあります。流行のブレイクアウトした流れに乗るのではなく、来るであろうブレイクアウトに備え、何回も繰り返される損切りとさや取りを利用したリスクヘッジ。この乗り切り方についての説明は一般投資家にも参考になる点が多いことは認めます。 ただし、ブレイクアウトが発生するであろうという確信の元にある判断基準は何も明示されておらず、「・・・であれば」とか「・・・して欲しい」と曖昧な表現に終始しておられます。他のレビュアー諸氏は参考になると評価しておられますが、何らかの一般ルールが提示されていない以上、裁量的な手法説明になっています。 タイトルの1000%(10倍)というのも、微妙な表現です。Fairy氏の資金は、手元資金50万円→800万円強→ドローダウンが発生し500万円という推移をたどっています。300万円のドローダウンをどのように受け止めて資金管理をされたかについて記述がありません。価格変動、建玉管理、資金管理をどのように有機的に結びつけておられるのかについても参考になる記述がありませんでした。 本書に登場されるトレーダーの非凡さについて疑問の余地はありません。ただし、「核心となる部分については個人が努力して見つけること」という投資本によくある当たり前の感想をもたらすだけで、新たな視点を得ることは出来ませんでした。このため普通の評価とさせていただきます。
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ヒントとアイデアに溢れ、啓発される本,
By
レビュー対象商品: 1000%の男 ― 先物チャンピオンシップ奇跡の売買法 (パンローリング相場読本シリーズ) (単行本)
本書はありあるマネーのトレードコンテストで優勝、準優勝を飾った二人によるトレードの解説書です。Part1は優勝者による実際のトレードの解説です。トレード対象は東京ガソリンと灯油であり、読みながら納得させられる部分やヒントも数多くあります。Part2は準優勝者によるトレードの方法論や心構えの解説です。長年苦労してさまざまな分析を行ってきた方らしく、ここで解説される内容は含蓄に富んでいます。Part3はコンテストの売買の記録です。 読みやすい文章で書かれており、スムーズに読むことができますが、じっくり読むといろいろとヒントになることが多く、オススメしたい1冊です。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
編集に問題を感じる,
By
レビュー対象商品: 1000%の男 ― 先物チャンピオンシップ奇跡の売買法 (パンローリング相場読本シリーズ) (単行本)
1000%のリターンをたたき出したフェアリーさんの相場日誌をしっかりと実質的に理解できる人はかなりの上級者だろう。正直私にはわからない部分が多すぎた。なぜならば、非常に大事だと思われる箇所が見落としてしまうほどにアッサリと書かれているからだ。当然わかっておくべきことを前提としてあらゆる状況の説明をしてくれているがその前提そのものが難しい。私自身も年間で100%程度のリターンは出しているのですが、勉強不足を感じさせられるハードルの高い内容でした。実感として相場を体感したことが無い人にとっては面白い読み物だと思います。炭谷さんのほうがわかりやすく現実にいかせそうな売買方法が多く載っています。 ただ、全体的にカタカナを間違えたりグラフの位置が悪かったりで、編集の不出来さを感じる本でした。
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