フィンランドのオンカロプロジェクトのドキュメンタリー。
無機質な使用済み核燃料プール。
厳選された音とキャスト。
発破工の仮眠所で微笑むヌードポスター。
一人ではちょっと怖かったので、
フィンランド語をたしなむ友人と観に行きました。
100,000年後の生物に
”この地に放射性廃棄物が埋設されている事実”を
どう伝えるか。
…文字(フィンランド語?英語?)?
ピクトグラム?砦のような建造物?
村人の子孫に口伝えを義務化?…???
識者たちが真顔で討論する場面は、苦笑するしかありませんでした
(しかも7万年後には氷河期がおとずれるという)。
「ミツバチの羽音と地球の回転」と比べ、
こちらのほうが、映像、音響ともに素晴らしい分、重く響く。
じゃあ日本はどうするのか。
原発を今なお稼働させたがっている人、
今止めたら経済が回らないよという人にこそ、
まず観てもらいたい。
浅井隆氏(アップリンク社長)の言葉より
…54基の原子炉を持つ日本はオンカロをいったいいくつ作ればいいのでしょうか。
途方に暮れます。そして日本に地震の影響を10万年にわたって受ける可能性が
ない場所などあるのでしょうか。(略)
日本に住む私たちにとって、この映画が、放射性廃棄物処理の問題を
先送りする事なく、思考停止することなく、思考放棄することなく、
この時代に解決するのだという「覚悟」を持つきっかけになればと思います。