正直なところ、本書や前作を読む前までは調教についてはどう評価してよいのか分かりませんでした。
何となく「早い時計が出ているから調子がいいのだろう」という程度で見ていました。
本書は豊富な実例が紹介されていたので、あまり調教に詳しくなくても「調教ってやっぱりレース結果につながる物なのだ」と納得できました。
また、本書を読んだ後に以前より調教欄の時計などを真剣に見るようになりましたが「何でこんな調教なのに上位人気になってるんだ?」と思える馬がかなりいることに気づきます。そして、かなりの確率でそんな馬が馬券圏外に消えているところを見ると、これまた改めて「調教って大事だな」と思うに至っています。
(中5週ぐらいで出てきているのにプールと直前坂路で軽め1本だけの調教なのに上位人気、なんていう馬をたまに見かけます。本書を読んでいればそんな馬は危険と判断して真っ先に切ることもできます。)
そんな馬の調教を見ていると、馬券を買う人の中で調教をきちんと見ている人は少なく案外盲点になっているようなので自分の持っている予想法に取り入れるだけでも馬券の回収率は上がってくるのではないかと思います。