本書を読みながら、私が法人営業の仕事をしていた時、
とある100年企業の工場長がこんなことを言われたことを思い出した。
「私たちがお客様にご提供できるものは、この味だけです。
この味を守るためなら、仕入先だって取引先だって平気で替えますよ。」
もちろん仕入先や取引先を軽視・蔑視しているわけではない。
100年という単位で仕事を続けるためには、
そこまでの覚悟・執念がなければやっていけないという意味だ。
本書は「日本はまだまだ大丈夫。何しろ100年企業がたくさんあるのだから。」
というような内容に留まっていない。
「まだまだ大丈夫」と言えるためには、
どれほどの努力が必要かを問うているのだと思う。
日本に向けられる期待と信頼にこたえるためにも、
あと100年後の日本がどうなっているか、どうなっているべきか。
本書を読んで考え行動したい。