★内容的にはブレジンスキーが言ってることと同じ
ポーランド重視なのもブレジンスキーの息がかかってるからだろう
今後、アメリカが覇権国であり続けるために
次の覇権国が育たないように不安定化させるにはどうするかを終始考察している
このあたりの手口はCIAの前身であるOSSの時代から変わっていない
★話の道具立ては地政学
合理的選択論を否定しながら、地理的条件や人口論から予測を進めていくが
第二次世界大戦でこの国はこう動いたよねという根拠付けが多く、
結局は第二次世界大戦を100年後にリプレイしたようなストーリーになっている
2040年あたりまでは地理的な条件から個々の主権国家単位で動きを予測しようとするものの
宇宙に出た途端に、宇宙での地政学を語ろうとして一気に笑い話になる
普通に政治学、経済学、国際関係からみたらいろいろ欠けてるものがあるし、
この程度の言いっぱなしの話を地政学と呼んでよいものかどうか迷うが、
著者の勢いがノリノリなのでかなり楽しい