本書は、文字が小さく、配置された画面も小さい。そのため、350ページほどの厚みにしては中味が濃い。UNIXとしての使用方法以外は、必要と思える操作や設定は、ほとんどすべて網羅されていると思える。ネットワーク関連は、[巻末付録]にあるのだが、欲を言えば相互接続を意識したLAN環境の章がほしいところである。内容が素晴らしいので、対象とする読者は?と思い、序文を探したが、残念なことに「前書き」のようなものは無い。そのために対象読者が見えてこないが、UNIXとしての活用を実施しない読者にとっては、5つ星の力作である。