タイトルから想像できる通りの内容の一冊。簡単に読める本だが、面白かった。100mの世界記録に焦点をあてて、その変遷やエピソードや人について語っている。クラウチングスタイル、スターティングブロック、追い風、高度、トラック、シューズ、電気時計、フライング判定機、プロ化の波、さらには身長(歩数)。そういったことがどういろいろ関係してきたかという様子がよくわかる。日本の短距離走者への言及もある。
近年は陸上競技の世界記録が破られることが少なくなっているが、ドーピングの抜き打ち検査が行われるようになった時期との一致の指摘は興味深かった。
記録を残した選手達の話しもいろいろ載っている。個人的には、カールスイスというのはやっぱり凄かったのだな、と改めて思った。
次は、日本にもメダルのチャンスがあって、スピード社製水着で世界的に盛り上がっている競泳編が出てきたら読んでみたい。