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10歳の放浪記
 
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10歳の放浪記 [単行本]

上條 さなえ
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

10歳のわたしはホームレスだった
児童文学作家・上條さなえの10歳の1年間を綴った自伝。複雑な家庭で生まれ10歳でホームレス生活をおくった著者を支えたのは、出会った人々の優しさだった。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和35年、父とふたり、池袋のドヤ街でその日暮らしをしていた著者を支えてくれたのは、街で出会った人たちだった。パチンコ屋のお兄さん、やくざのお兄さん、床屋のお姉さん…ふつうの人々がやさしかった時代を生きた、10歳の女の子の記録。

登録情報

  • 単行本: 230ページ
  • 出版社: 講談社 (2006/11/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062136376
  • ISBN-13: 978-4062136372
  • 発売日: 2006/11/30
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 320,933位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
後書きまでの全てを読み終え表紙、裏表紙の幸せそうな幼少時の著者の写真を見たら泣けて泣けて仕方ありませんでした。よくぞこの壮絶な体験を本にしてくれました。上條さんはその後江森くん達と再会を果たせたのでしょうか。この出版がきっかけで上條さんが昔の友人の方と再会できるといいなあと思っています。私はこれほどまでの経済的困窮状態を体験したことはありません。読後は一生懸命今を生きてゆこうと思えてきます。安っぽい感動作ではありません。流行の癒し本でもありませんが精神的にまいっている時に読んでもいいかと思います。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
著者の体験は壮絶、としかいいようのないものだし、涙なくしては読めないものだが、しかし、読後感はきわめてよい。それは、出てくる人たちすべてに対する著者の視線が愛情に満ちあふれているせいだろう。やくざのアンちゃんも、映画館のおじさんも、床屋のお姉さんも、みんなみんな心優しい人たちだ。いじめとか、子どもの自殺とか、息苦しい今の時代にこそ多くの人に読んでもらいたい本だ。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 この物語のキーワードは、友達のかおりの言葉
「子どもって、かなしいよね。大人に決められたら逆らえないし、どんないやなことだって、がまんしなくちゃならないんだもん」
 この自叙伝に出てくる他人は、ヤクザに至るまで、皆善意の人。
それに対して、両親の描き方は冷たく厳しい。
父親は憐れなほどだらしがない駄目人間なのであるが、作者はそんな父親を、心の奥では許している。
一方母親に対しては、おそらく今でもわだかまりがあるのだと思われる。
その母との心の葛藤が、この作品を読み応えのあるものに仕上げているのであろう。
自叙伝ということで、書きづらい面があると思われる。
それ故、この話の背景(母親はなぜこの父親といっしょになったのか、何故貧乏になったのか、など)が読者にはよく分からないのが残念である。
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