普段の勉強で教科書を使い、予習をし、復習をして、時々には参考書や辞書が必要で……というように、この「教科書」もそうやって自分自身で学んでいく、まさしく自習書のお手本、といえる一冊だとおもいます。
1日3〜4時限で10日分の章だてになっており、自分自身でスケジュールをたてて学習していく際の自習書として非常に使いやすい構成です。逆にいえば、途中で端折ったり飛ばしたりということが出来ないということもあるのですが。
私自身が日々の学習時間が取りづらい環境ということもあり、10日といわず根気よく少しずつ進めていくことにしましたが、結果、正解でした。
内容は小さなJAVAサーブレットからはじまって、WEB入出力やクッキー、DB処理、JSTL、Ajax、JAVABeanで簡単な運用プログラムまで、と一通りの基本が盛りだくさんになっています。10日分の間によく詰め込んだなあという印象がなくもないのですが、どちらにせよ、避けて通る事のできない要素なのだということなのでしょう。
ただ、開発実行環境の構築が必要ですし、JAVAの基本的な知識があることが前提です。中でもある程度の説明はあるものの、やはり専門書による底上げが必要だと感じます。巻頭のオリエンテーションと章の開始の「ねらい」という形で何を学ぶのか、どんな知識を必要とするのかが判るようになっていますので、自分で足りないな、判らないな、ここはどうなるのだろう、と思ったら、事前に予習することが必要です。