この機体は非常に気に入っており、今迄に7〜8機程度組んでいますが、
よくマクロス物のキットで初心者向けに推される様なので少し注意点を書かせて頂きます。
前作VF−1に比べてパーツ数が少なくなっており、
キャラクター物ということも有りイージーアッセンブルに配慮した物と思われます。
しかし、それ故に別の問題が顕在化しているようにも思います。
形状等はもう少し機首のくびれとカナードの後退角が欲しいですが、この辺は個人差でしょう。
基本的には劇中のイメージをよく捉えているかと思います。
形状はともかく、このキットには個人的に以下の問題が有ると考えています。
・左右の主翼の厚さが違う(左翼が0.5mm程厚いのでモールドを残しつつ削らなければならない)
・箱が内容物に対して小さい為、パーツ(主翼)が歪んでいる事が有る(ハセガワ製品は箱が小さいことが多いです)
・シンメトリーが出しづらい
シンメトリーの出しづらさに関してですが、これにはパーツ構成に原因があります。
大まかには上下割の胴体に両足に相当するエンジン部を組み付け、エンジン部に主翼を差し込む構成となっています。
しかし、この構成の為に主翼組みつけ時までに誤差が積み重なりやすく、シンメトリーを出すのがかなり難しいのです。
何も考えずに組み立てるとほぼ間違いなく左右で取り付け位置がズレて主翼が捩れた様に組み上がってしまいます。
シンメトリーを気にしない方であれば問題にならないのでしょうが、
架空とはいえ航空機である以上、組立の精度を気にする方は多いのではないかと思います。
結論は「簡単に形にはなるがちゃんとした形にするのは難しい」です。
以上の点を踏まえて製作すればシャープなYF−19が手に入るかと思います。