健康のために、「何かを足すのではなく、何を引くべきか」。
この発想が有効に思えました。
経済活動の中では、「健康のために、XXを食べると良い。」という
足し算ばかりが前に出がちで、引き算は推奨されにくいです。
モノが売れませんから。
その中で、足し算情報に惑わされる事なく、昔の食事を良いサンプル・良い実例(足す前の食事)として、
食事を見直そうというのが本書の主旨です。
また、見直すにあたって、
無理に10点を目指して2,3点になるよりも、6,7点を目指しましょう。というアドバイスは、
何事にも(たとえば仕事とか)通じる、心に余裕を持たせる方法と思いました。
(確かにそうです。わかります。)
全体として、良いとされる事、悪いとされる事が、何故そうなのかについては、あまり書かれていません。
また、論理展開もイマイチで、矛盾を感じるところもあります。
そこについては、著者が、論理とは結果から導き出された後付けであると、割り切っているようなので、
こちらも割り切って読むのが良みましょう。
確かに、体に良いとされるもの、研究結果なんてコロコロ変わるものですし。
気になった点は、著者が推奨する食事でも病気になる人がいるという事について、書かれていない事。
(やはり、高血圧にはなりやすいです。祖父母はそうでした。)
確かに書きづらいと思います。
論旨がブレて、シンプルな提案になりませんから。
でも、ちょっとした注意点は書いて欲しかったです。
昔の食事だって、10点では無いのだから。