なんだか、これを読破すると誰でも起業できそうなタイトルですが、実際の内容は起業をするにあたっての心構えがストーリー仕立てで書かれています。ノウハウ本を期待すると肩透かしにあいます。
本書の冒頭で、スモールビジネスが失敗する大きな理由のひとつが、
専門家によって起業されていること
と記されています。
確かに、起業ってかなりバランス感覚が要求されるものです。メディアに登場するような天才的な技術者などが思いつきで億万長者になっていく様はごくまれということなんだと思います。
私も、大きな会社に勤めていた頃は、自分の給料袋がどのようなプロセスを経て、自分の手元に届いたかなんて、考えたこともなく、ましては、給料が振り込まれないなんてことは、夢にも思いもしないで、ひたすら自分の専門分野を盲目的にこなしていました。それが、一旦外にでてみれば、全部自分でしないとイケないわけですから、これはかなりのカルチャーショックです。
本書では成功の鍵を以下の3つだと説いています。
・金銭の管理
・自分の周りで働いてくれている人を巻き込むこと
・顧客を大事にすること
この3つをわかりやすく、主人公が成長していく過程にあわせて、読み進むことができます。堅苦しい教科書というよりは、ちょっとした物語を読んでいるようで、すぅーと内容が入ってくる感じです。
私ですか?
ひらめきを行動に起こす速さはかなりのものがありますが、なかなか継続的に物事をするのが不得意なようです。短距離型なんでしょうか。同じプランを何度も繰り返して練りあげていくような緻密さがなかなか身につかないようです。これが身につけば無敵になれる気がしています・・