冒頭から「私の日記ノウハウを体験した方の声」として成功者の声がいくつも紹介されており、まず宗教くさいと抵抗感を覚えましたが、内容は非常に良かった。良かったのは、自分と素直に向き合う、I should や I must ではなく、I want に耳を傾ける、理性と戦わず、理性と感性を同列に扱い、ネガティブな感情とも直ちに戦わずに素直に向き合え、という日記の本来の効用を再発見させてくれた点。
この手の本でノートや文房具を山ほど紹介している本がよくあるが、この著者に限ってはどういう日記帳や筆記用具を使っているのか知りたくなったくらい、中身に集中しており、読み応えがあった。目線を読者に合わせ、説教臭さや押しつけもなく、素直に読め、気持ちよくその気にさせてくれる良い本です。
前著「3分間の〜」は読んでませんが、この本は「1分間の〜」とはなっていますが、冒頭から、まずは1分間からはじめ、もっと長く時間をとればもっと良いと言っており、前著の焼き直しかもしれないと、思わせる節もありますが、日記の書き方の切り口、感性の重要性に目を向けさせてくれたという点で文句なく満足で、十分元がとれました。