金融機関関係者です。断言できますが、この本は初学者向けではありません。原因としては、1.見づらい、2.用語説明が優しくない、3.文章が断片的という点があげられるでしょう。
1.見づらい―(これは前提知識以前の問題ですが)
この本は、ページが9:1で、「本文」:「補足、注意、用語」に分割されています。U-CANとしては、御丁寧に「補足、注意、用語」で詳述しようとしているのでしょうが、いかんせん、この「補足、注意、用語」が見づらい!本試験の問題も、ここから出題されることが多いので「なら、本文の方にまとめて書けよ」と思ってしまいます。また、先述された方のおっしゃる通り、強調されている赤文字からではなく、ついつい読み過ごしてしまう黒文字からの出題も多いため、何のための赤文字強調なのだか、さっぱりです。
2.用語説明が優しくない
これは、おそらくFP技能士3級が「理解」よりも「記憶」のほうに重きを置いているための問題なのでしょうが、初学者の方々にとっては普段聞き慣れない用語が淡々と羅列されています。こんなままでは、ファイナンシャルプランニングなんぞ出来やしません。理解し切れないまま知識を積み込まれることほど、苦しいことはないのではないでしょう?
3.文章が断片的
2と関連しますが、わかりやすく解説されていない用語が「補足」や「注意」として最終章まで羅列され続けます。これらを「補足」や「注意」とせず、本文に組み込み、文章を体系的にして、読者に学習内容を「理解」させることが重要だと思います。