個人的に、この8巻はかなり衝撃的でした。
テイトの過去、そして歴史の改竄の発覚――いよいよ、本格的に物語が始まってきたように思います。
セブンゴーストも動き出し、裏が少し見えてきた今。本当の「悪」はどこにあるのか。これからの展開がとても楽しみです。
また、セブンゴーストはいつも切ない話に胸を打たれるのですが、今回も細かい所で胸を打たれます。
例えば、カペラに向ける想い。過去の自分を思い出させる彼を「母親に会わせたい」と願うテイトの想いは、少し想像しただけで胸が痛い。「母親」も「愛情」も知らずに育った彼がそのように思うまでの経緯は、どんなにつらかったでしょうか。
例えば、ラグス王国の記憶を思い出し始めた今、過去の故郷について。ラグス語を話す人に「もっと話してくれ」と頼む彼は一体どんな気持ちなのでしょう。どのように過去と向き合い、進んでいってくれるかを楽しみにしています。
そして、そろそろ帝国側のプッシュも欲しいところ。アヤナミも過去に何か一物抱えているようですが、それは一体何なのか。
益々、面白くなっていくセブンゴーストに星5つです。