和製ホラーのテイストとシューティングの組み合わせが売りのfps。
前作に比べて、fpsとしてのシステムは格段に、オーソドックスなものに変更されている。
アサルトスコープ搭載の銃で、
ビシバシ敵を射抜いてゆく感覚は、普通のシューターそのもの。
シビアな攻撃にさらされ、ジリジリ進めるサバイバルシューターというべき前作に比べ、
非常に遊びやすくなっている。
しかし、それゆえ、このゲームの特色であったはずのスローモー能力において、
“止まった的を撃つ味気無さ”が強くなってしまったのも、否定できなかった。
敵が湧き出て、スローモーを可能な限り節約しなければいけなかったり、
追いきれない動きでスローモー必須の敵など、
上手く工夫して作られているものの、
前作に比べると、やはりスローモーの存在が微妙。
(便利さとは、別問題で)
ただ、ライフパック以外にも、体力回復できるアイテムが多数配置されており、
前作の高難度では、ほぼ不可能だった、
スローモーを使わない攻略も、ある程度可能になっている。
このあたりの洋ゲーのそつの無さは、さすがという感じ。
ストーリー的には、良くも悪くもsf色が前面に出て、凄いスケール。
前作は、ビル内の戦闘に終始し、やや単調だったものの、
閉ざされた空間における怪異という、西洋の伝統的ホラーの風格を保っていた。
そういったものを求めていたゲーマーからすると、
つや消しものの怪異の科学的背景やら、巨大ロボットらが出る今作は、
「そっちの方向に行っちゃったか」という感じを抱くと思う。
前作は、しんどいし疲れるし、時には投げ出したくなる理不尽さもあるけど、
はまる。
今作は、別物のように快適に楽しめるけど、何か足りないと思わせる。
・・・ゲームって、難しい。