全部で2話構成になっています。
第一話で相手をするのは数百年誰一人として滅する事が出来なかった、かつて神として崇められていた怪異。
タイムリミットは5日。
一切の術も法力も持たずにどうやって怪異に立ち向かうのか。
主人公の他にも魅力的な登場人物たちが物語りを大いに盛り上げてくれます。
怪異を再び封印する為に生贄にされてしまう美少女巫女さんや、その才能の高さゆえに周りから疎まれてしまう、やや能力に驕りぎみの天才少年など。
主人公が事件を解決する過程で彼らの成長も見所です。
巫女さんと天才少年でこういった妖怪バトルの王道を楽しみ、主人公のトンデモ戦法に呆気にとられる。
二つの要素があって二度楽しめます。
そしてついでに主人公口の悪さにも呆気に取られる (笑)
なのに気づいたらこれがあってこそのお前だ、なんて思えてきてしまうから不思議です。
読んでる最中は物語りの展開とは別の意味でヒヤヒヤさせられましたが(笑)
第二話は最強の呪術者にかけられた呪いを解け、といった依頼が主人公のもとへ舞い込んでくる。
長年呪術者の最高峰の家系として君臨してきた一族は、やはり一筋縄では行きません。
これは怪異と戦うというより怪異に触れて生きる人々の話といった方がいいかもしれません。
とにかく一度読み始めるとそのテンポのよさにあっという間に引き込まれてしまいます。
主人公の特殊な設定に加え、登場人物たちがとても生き生きとしていて、夢中でページをめくってしまいました。 続きモノでどうやら二巻も出るらしいので、また彼らに会えるのが楽しみです。