さらにプロレス王 力道山に見込まれた天才児を
はじめ数々の強豪ボクサーの挑戦を受けることに。
ついに0戦も撃墜されるのか!?
興奮の完結編!!
【あらすじ】
日本へ帰ってきた0戦チャンピオン 中西哲也の前に、新たなライバル大和武雄が現れる!
戦艦大和に憧れる彼は打たれても沈まない、まさしく大和のようなファイトスタイルで憎い外国人ボクサーを相手に連戦連勝を繰り広げていた。
哲也は戦艦大和の復讐戦のため、憎しみをぶつける武雄のボクシングに疑問を持ち、対立することに。だが武雄の兄 龍之介は必殺の十字三段うちを破る手段を考え出していた!
勝つのは0戦か!? 戦艦大和か!?
【解説】
1962年より講談社の「ぼくら」で連載が開始された本作は、漫画原作者梶原一騎(高森朝雄)と後の竜の子プロ設立者 吉田竜夫によるボクシング漫画である。このコンビは同時期に「週刊少年マガジン」で『チャンピオン太』を連載し、その完結後はそのまま『ハリス無段』を連載する。これら3作品はそれぞれボクシング・プロレス・柔道と当時の人気格闘技を題材に、梶原一騎のド根性と科学的な格闘技術を加えたことで人気を博した。また68年に梶原一騎は、代表作『あしたのジョー』を生み出すが、ジョーや力石が味わった過酷な減量シーンは既にこの作品でも取り上げられている。この2つの作品の血縁を感じさせてくれるのも本作『0戦チャンピオン』の見どころだ。
吉田竜夫(よしだ たつお)
1932年、京都府京都市生まれ。挿し絵や絵物語の作家を志して上京。当時の仲間に漫画 家の辻なおきがいる。その後、漫画家に路線変更し、1955年の『鉄腕力也』で本格 デビュー。60代には週刊少年マガジン連載の『チャンピオン太』(原作/梶原一騎)、 週刊少年キング連載の『少年忍者部隊月光』が次々にテレビドラマ化された。 特に『忍者部隊月光』(一部タイトル変更)は、全130話のロングラン放映の 上、映画もつくられるなど一大忍者ブームの火付け役になった。1962年、弟の吉田 健二や九里一平と共に設立した竜の子プロダクションは、『宇宙エース』『マッハ GoGoGo』『紅三四郎』『ハクション大魔王』『破裏拳ポリマー』といった傑作を数 多く世に送り出している。1977年、日本の漫画史・アニメ史に大きな足跡を残し、 世界中のファンに惜しまれつつ永眠。
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