本書はTwitterやFacebookなどの最新Webツールを使うことを推奨していますが、決して細かいところまで100%使い倒すという事は良しとしていません。人とのつながりを非常に大切にしており、ただの趣味が大きなビジネスに発展することを説明しています。
しかし、中途半端ではダメだと言う事も強く教えています。「あるアーティストが好き」だと言った場合に、
・リリースした曲全部を知っている
・歌詞についての解釈が語れる
・音楽部分についての解釈を語れる
・(クラシックであれば)指揮者の違いが分かる
・媒体の違い(CD、アナログ、ネット配信)による音質やエアー感などを語ることが出来る。
・アーティストの幼少時代から今までの経歴を語れる
位を語れないとビジネスにならないという事も警告しています。本書では「趣味」という言葉が使われていますが、この言葉は著者の国と日本ではギャップがあります。
・日本
趣味は読書ですと言った場合、生活のスパイス程度に読んでいても通用する。
趣味が音楽鑑賞と言った場合・・(以下上記と同じ)
趣味がサイクリングと言ったら・・(以下上記と同じ)
趣味がオーディオと言ったら・・・(以下上記と同じ)
・海外
趣味が読書などと言ったら当然シェークスピアなどの名作は頭に入っている物だと思われる
趣味が音楽鑑賞と言った場合当然指揮者の違いくらい音を聞いて分かる
趣味がサイクリングと言ったら、全身フル装備で平気で150キロくらい走行する
趣味がオーディオと言ったら、真空管アンプなどを自分で設計、製作、運用が出来る
とずいぶん異なります。 本書で言う「趣味」は当然海外の認識です。
最後に
第九章の内容を丸ごと引用します。
「お客様への心遣い」
です。ビジネスを行っている人が意外に見落としている事はこの「お客様への心遣い」だと思われます。 19世紀の「産業革命」は大量生産によって過去の産業を駆逐しました。 21世紀は「ソーシャルメディア」がお客様への心遣いを無視した大量生産を駆逐すると考えられます。