2010年9月16日リリース。今や書店に行くとiPhoneとiPadの本は驚くほど並んでいる。ぱっと見るとどの本も同じように見えるが、中身を真剣になって比較する(いつも真剣だったりするが・・)大分違っていたり、ホントにこれ正しいと言えるか、と思う解説書が非常に多い。一番気に入らないのは単にiPhoneの基本性能の解説だけの本とか、最新流行のアプリはこんな感じです、という本だ。なぜならそういう部分はどんどんiPhoneの場合は進化するのでどんどん変化し、終いにはまったく使えない本になるからだ。
ではどういう本が良いか。それは現在あるネットサービス、たとえばGoogleのG-mailやEvernoteといったものといかに連携させながらiPhoneを使うか、という本だ。実際、iPhone4はその使い方とコンテンツで全然価値が変わってくる。この本で特に気に入ったのはその部分で、『メールは分類しない』という言葉だけで、ああ、この筆者はダグラス・C・メリルの名著『グーグル時代の情報整理術』を意識して書いているなというのがわかる。その言葉こそメリルが協調していたことだったからだ。全編、現在のネット・サービスとiPhone4の融合性に力点がおかれていて非常に分かりやすい。
我が家はついに家族全員がiPhone4になったのだが、複数でiPhone4を使うとこうも素晴らしいのか、と発見の連続だ。その上にこういったネット・サービスとの連携に力点を置いた解説本は、家族全員のiPhone4により以上の効果を及ぼしてくれる。すばらしい一冊で他の解説本を大きく凌駕している。