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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
密室がふたつ,
By k84 (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: fの魔弾 (カッパノベルス) (新書)
高校時代の友人が殺人犯として起訴された。南美希風はその無実を証明するため、調査を開始する。しかし、友人は2人の死体と共に密室に閉じこめられていた。その密室の謎はなかなか解けない。 そんな中、美希風はアメリカで、他殺死体の隣で目を覚ます。罠にかかった美希風。時間は限られていた。 日本での起訴からの流れと、アメリカで他殺死体の隣で目を覚ましてからの緊張した行動の章が交互に描かれ、緊迫感は充分。 そして、最後に明かされた密室の作成過程は、ちょっとその日の夜眠れなくなるかもしれないものです。
5つ星のうち 5.0
《南美希風》シリーズの第二長編,
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レビュー対象商品: fの魔弾 (光文社文庫) (文庫)
浜崎憲也は、完全に密室状態のマンションの一室の中で、二つの銃殺死体と凶器として使われた拳銃のそばで、意識を失っているところを発見された。 浜崎の衣服や手袋から硝煙反応が検出され たことから、彼は殺人罪で起訴されてしまう。 浜崎の無実の証明に乗り出した旧友の南美希風は、事件 の鍵を握るチャップマンという男に会うために単身渡米する。 チャップマンとの面会中、美希風は麻酔薬で意識を失わさせられてしまうのだが、 気がつくと、彼は密室となった部屋の中でチャップマンの射殺死体とともにいた……。 意表を衝く密室トリックと法廷での真相追求劇が 特徴の『ユダの窓』を現代を舞台に翻案した本作。 各要素の翻案が見事なのはもちろんなのですが、探偵役である美希風を 浜崎が容疑者とされた事件と酷似する状況に追い込み、真犯人が仕掛け たトリックを、いわば実地で解明させるという状況設定が素晴らしいです。 また、薬物汚染を背景にした人間ドラマもよく練られており、特に、 浜崎が身内の者にも隠しているある事実は、終盤でそれが明か された際に、えも言われぬ驚きとカタルシスをもたらしてくれます。
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
評価の難しい一冊,
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レビュー対象商品: fの魔弾 (光文社文庫) (文庫)
2004年に光文社カッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。南美希風を名探偵に据えた長篇ミステリ。 しかし、どう評価したものか。ある有名ミステリをモチーフにして書かれたものなのだが・・・。 非常に良く処理してある作品だとは思う。丁寧に書かれ、隅々まで神経が行き渡っている。しかし、だからといって高い評価を与えられるかと言えば、ノーであろう。あまりにも根幹の部分が。 読み終えてガッカリという人は多いと思う。
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