Cobol 言語を学習する必要性があり、書籍を探した。
500ページ近く(480ページ)の大著で、
タイトルに「実践」、オビに「これ1冊でOK」とあって、
技術評論社発行で「改訂新版」でもあるし、大丈夫だろうということで、
3,400円とかなり高価なものの中身を見ずに注文した。
説明はとにかく冗長。
なので、500ページ近くを使っても実践レベルには全く不足で、
そこらじゅうに「本書では *** は取り扱いません」と書かれている。
ただ、それでも紙数が足りなかったのか、ダウンロードページからは
紙面イメージが追加ダウンロードできる。
例題や練習問題のレベルも初心者対象。
たとえば、コントロールブレイク処理は、小計、中計、大計の多階層集計の例でないので、
ファイル先読みパターンの有難味が分からず、何がポイントか良く分からないでしょう。
ほか、SORT文のパターン:
入力として、ファイル指定(USING)か処理指定(INPUT PROCEDURE)を選択、
出力として、ファイル指定(GIVING)か処理指定(OUTPUT PROCEDURE)を選択、
なども一読して良く分かりません。
ただ、本書内のカラム記事は興味深く、局所的な説明はしっかりしているので、
著者が悪いのではなく、
読者対象や目標がよく分からない編集方針に問題があるのでしょう。
結局、他のCobol本を探すハメになった者としては、
『COBOLワークブック―ステップ30 (情報演習 9) 』(カットシステム、840円)で言語のポイントをつかみ、
『開発現場で役立つCOBOLプログラミング入門』(秀和システム)で詳細をフォローするのがよいと思います。