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USAカニバケツ: 超大国の三面記事的真実 (ちくま文庫)
 
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USAカニバケツ: 超大国の三面記事的真実 (ちくま文庫) [文庫]

町山 智浩
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

大人気コラムニストが贈る怒涛のコラム集! スポーツ、TV、映画、ゴシップ、犯罪……。知られざるアメリカのB面を暴き出す。

内容(「BOOK」データベースより)

黒ミサ猟奇殺人事件の犯人にされたゴス少年/自分の足首切断をネット中継しようとした男/身長231センチの競馬騎手?/「ロッキー」のモデルになった男/パリス・ヒルトンの百姓体験/負け犬がつかんだアメリカの輝き…。大人気コラムニストが贈る怒涛のコラム集!スポーツ、映画、ゴシップ、犯罪etc。知られざるアメリカのB面を暴き出す。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/10/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480428720
  • ISBN-13: 978-4480428721
  • 発売日: 2011/10/6
  • 商品の寸法: 14.7 x 11.2 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
脱帽 2011/10/26
By これでいいのだ トップ500レビュアー
 なかなかに面白いエッセイ集だ。人間臭く、何につけても極端で、どうやら下卑たことが大好きな本音志向の新大陸アメリカ。西海岸に長く住んでいるらしい、英語ぺらぺらの著者が映画、テレビ、雑誌、CDなどのカルチャーワールドに入り込み、「現地人」とも交流しつつ、軽妙なタッチで短いエッセイを書き続け、それらを各種発表誌から単行本に集約。さらに、当文庫に入れるに際し、補足的な加筆を施すなど、きちんとした編集を心掛けている。知らない固有名詞(映画俳優、テレビタレントなど)も少なくなかったが、著者には知識をひけらかす気配はまるでなく、単に面白がって書き綴っているといった気配。対米国の門外漢にも十分に楽しめる内容だった。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 懸垂百回 トップ500レビュアー
タイトルの「カニバケツ」とは,生きたカニ(蟹)をぎっしり詰め込んだバケツのこと。それが何を意味するのか,そしてタイトルに冠した理由については「まえがき」に書かれている。本書は,米国在住の著者による,現代のアメリカを素材にしたコラム集である。

全部で94本のコラムが収められている。扱う内容は米国で耳目をひいた事件,TV番組の紹介,著名人のインタビューやスキャンダルなど幅広い。日本に伝わってきた事件もいくつかある(その最たるものは,マイケル・ジャクソンをめぐるあれこれのスキャンダル)。

内容に対する評価については,本書の巻末でデーモン閣下が簡潔にして的確な指摘をしている。だが個人的には次の点も付け加えておきたい。それは,著者が,マイノリティに対する視点を持ち続けているということである。

たとえば,「ロッカールームでカムアウトできる日」(pp.127-)は,NFLをはじめとしたプロスポーツ界での同性愛者差別を扱ったコラムだ。ここでは事実関係と当事者の談話が淡々と記される。しかし最後の段落で著者は,では日本ではどうなのか?と読者に水を向ける。本書は7年前に出版された単行本を文庫化したものだが,これは現在でも意義を持ち続けている問題だ。

とは言っても,全体的には軽めの読み物で,時と場所を選ばずに楽しめる1冊となっている。ちなみに著者は現在『週刊文春』誌上で「言霊USA」という,本書の延長線上にあるコラムを連載中である。購入の参考にどうぞ。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
 日本にはなかなか伝えられない「三面記事的」な事象を100近く取り上げたコラムを集めた一冊。
 2004年12月に太田出版から刊行された『USAカニバケツ』を、2011年10月に文庫化したものです。
 単行本のときにも一度手にしていますが、追記がされていると聞き、文庫化されたほうを再読してみました。

 書かれている内容は興味深いものが多く、理想と反映の国というアメリカの一般的イメージを根底からひっくり返すような、愚かですさんだ人々の話題が満載です。しかし、いかんせん、2004年には最新の情報ばかりであったでしょうが、今となっては一昔前の話を読まされているという思いが募る内容です。

 文庫化にあたっていくつかのコラム記事には確かにその後の情報が追記されていますが、その記述もごくごく簡単なものです。
 ブリトニー・スピアーズがラスベガスのドライブ・スルー結婚式の顛末について触れたコラムでは、ブリトニーが「その後、自分のバック・ダンサーと結婚し、二人の子どもをもうけた後、離婚した」と補記しています。
 メグ・ライアンと姉との不仲をとりあげた記事の後には、後にメグがラッセル・クロウと不倫して、デニス・クエイドと離婚したことを書き足しています。
そんな具合に、わざわざ補わずともおおかたの読者には了解済みの記述が多く感じられます。

 町山智浩氏の著作は欠かさず手に取る私ですが、今回の文庫化にはあまり得るところがなく、残念な気がしました。著者は最近も卑近な話題をとりあげながらアメリカをあらゆる角度から解析する活動をますます精力的に続けています。そうした最新コラムは掲載媒体が多岐に渡っているため、なかなかまとまって読むことができずに残念に思っているところです。
 今回のような旧作の文庫化に優先して、そうした最新記事をまとめた書籍の刊行を期待しています。
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