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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
3年前に「輪番停電」を描写していたパニック小説,
By nakamiya4 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: TOKYO BLACKOUT (創元推理文庫) (文庫)
一風変わったラストは当然賛否両論だろうが、これはこれでいいと思った。ちょっと小松左京の「物体O」を連想させるものがある。この主犯者は、自分が味わった悲しみを随所で再生産しているわけで、作者はそこをきっちり強調しながらも、最後まで彼の視点を一切描写しない。ひとつの星座にその虚無を託しただけである。 ただ、現実の事態が発生した後となってしまうと、寡黙にがんばる人々と同じぐらい愚かしい人々も存在する(特に上の方に)ことがわかったしまったわけで、作者の責任ではないとはいえ、ちょっと損な点ではある。
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