800ページオーバーの文庫本は読みにくくて仕方がないが、分冊のコストを考えると理解できる。
海羽超史郎のSTEINS;GATE。楽しく読ませていただいた。
原作ゲームで起こらなかった数々のイレギュラーを1から引き継ぎつつ、
2で起こった新たなイレギュラーも抜かりなく処理して、ついに完結を迎えた。
原作の補強と、新しいSTEINS;GATEの可能性を見せてもらい、原作ファンとしては満足だ。
だが、あくまでファンアイテム。
原作をプレイしてからでも、原作を未プレイでも楽しめるように工夫してあるものの、
やはり原作をプレイしてからが本書を一番真っ当に楽しめる方法だと思う。
とにかく原作ゲームありきの書き方なのだ。
「原作のあの台詞が削られている!」とか「あのシーンがない!」とか、諸般の事情があるだろうが
おそらく作者としては「読む前でも読んだ後でもいいけど、原作ゲームをプレイしてください」ということなのだろう。
ご了承ください。