1〜4まで一気に読みました。
シリーズ通して「シリアルキラーによる、かなりエグい殺人」がメイン
テーマなんですが、会話文主体の軽い文体のせいか
サラッと読めます。
逆に言えば「こんな軽いノリなのに、こんなグロくて救いの無い
展開になるとは!」なわけで、それがまたいい感じ。
この辺り、誉田哲也さんの小説に通じる匂いがありますね。
但し、イマイチな点もいくつかあります。
まず、「主人公は、おえらいさんだけのチーム」という珍しい設定が
ほとんど活かされていないです。リーダーの山根さん以外は、
別におえらいさんじゃなくても話に全く影響無いかと。
SROだからこその捜査方法でじわじわと犯人に迫る!というよりは
「単に運が良いだけ?」なところも不満です。
加えて、メインキャラとも言える近藤房子がハチャメチャなモンスター
すぎて、「SROが知力を結集して近藤房子と手に汗握る闘いを繰り
広げる」というよりも「房子さんスゲーw ちょー容赦ねーw」みたい
な話になっちゃってます。
読んでてドキドキはするんだけど、ヒリヒリする緊張感が
あまり無いというか。
5が出たら絶対に即買いしますが、「モンスター房子大暴れ!」なノリ
ではなく、緊張感溢れる緻密なバトルを是非見せて欲しいです。
ちなみに、個人的には
1=4>3>>2
という面白さ順でした。