前作と、プロットが、同じという点において、評価を下げるのであれば、それは、”大きな勘違い”であると断言せざるを得ない。
あえて、前作と同じプロット、いわゆる、”SRフォーマット”をより明確にした、入江監督の執着心と、ある種のシリーズ化前提の野望を
感じました。
ヒップホップのラップという耳慣れたジャンルの再定義をして頂いたと思う。
まさに、年を重ねる度に、現実に直面し、なにか、はしかにかかったのような状態とご都合な大人の目に、”夢”という漠然とした若者の息吹、慟哭が
まさに、ヒップホップであると確信した。
魂の揺さぶりという意味では、ロックにも共通項は多くあるが、あえて、日本語ラップにて、登場人物の鬱屈した状況を登場人物自身と言葉として表現している。後半に従い、”ああ、前作と同じ、こんな場所で、フリースタイルか”と、場違いのところでの、言葉の掛け合いに、涙した。
特にエンドロールでの、ラップは、それまで涙をしていたのに、なぜか、微笑ましく。心から、彼女らの未来を応援したくなるという作品に仕上がっている。あえて、いうなら、”ホワイトトラッシュ”ならぬ、”田舎もんトラッシュ”作品。是非、次に、栃木という事なので、今から楽しみである。
しかし、DVDになるまで、長かった。
入江監督にもっと大金を積むスポンサーが出てこないですかね?もちろん、そういうバックが大きいだけに、新たな新人を活用できるという本作品のシリーズ化において、重要であるが、カメオ出演でも、ライムスターなどが出るというのも良いかもしれない。
とにかく、間違いなく、泣ける、笑える、なんとなく、”ああ、こんな場違いなところでという引け目”。。
しかし、安藤さくらのキャラがここでも、出るかという。
なんでこんないい作品がもっと、もっと評価されないのか、好事家としては、はなはだ遺憾である。
当然、星6個、5個まで、なんて、誰が決めたんでしょうか?星は無限大にしてほしい作品である。