ブランド品と食べ物情報満載のムックもいいけれど、読むにたえうる数少ないガイドブックがこれ。栄光と悲劇のハワイ王朝のことが、ホノルルで実際に見られる史跡とともに語られ、こちらの面こそ、本物のハワイなのだと再認識させられる。それにガイドブックだから、写真などがビビッドで、とても迫力があるのだ。
ショッピングについても、ハワイらしい、たとえばアロハシャツやウクレレ、ハワイアンキルト、レイなどを、その由来とともに説明してあり、目からうろこのページも多い。
ホテル選びでは、この本はとても定評があるが、「ホテルの裏側をのぞく」という特集では、ホテルスタッフのことがわかり、彼らのあのフレンドリーな笑顔の向こうにあるものが、ほんの少しだけわかった気がした。