スクールガール・コンプレックスからこの様な作品が見受けられるように思います。
スクールガール・コンプレックスは制服を「記号」と捉えたと撮影者が後書きで語られ、見て
いると捻りのようなものが感じられ、不思議な印象を感じるものが多くありました。
こちらも、基本は後半の一部を除いて顔は出ない感じで制服を着た女の子の写真が掲載されて
おりますが、日常的な雰囲気で、私的にはこちらの方が親しみ易かったです。
制服を着た女の子が歩道の縁石をよろよろとしながら歩いて行く姿は可愛いと思えましたし、
それを見つめる自転車に乗る少年は、目が行ってしまうよなと親近感を覚えました。
赤のタータンチェックのスカートが翻り、微妙に見えそうで見えない構図は、自然な感じであ
ざとさがないので気に入りました。
着替えのシーンでブルマ越しに腰にある長方形の物体はなんだろう?と気になりました。
女の子同士がカーテンにくるまったり、相方の膝上に座ったり、密着しているシーンは、艶か
しさがよく伝わって来ました。
後半の黄昏時の色々な場所で、制服姿の女の子がいる構図は、郷愁を覚えました。個人的には、
遊歩道?を歩くセーラー服姿の女の子の写真に引き込まれました。
覗きがコンセプトの様ですが、写し方が綺麗なので、いやらしくなく、自然と目が行ってしま
う構図で構成された作品に思いました。