こう書くと語弊がありそうだが、この2巻を読んでいると、
Aセンセイの天真爛漫な人生は、ストイックにして早々と逝ってしまった
F氏との違いが際立ってくる。
二人が出会った小学生の頃……ならいざ知らず、生涯インドア派だったF氏に対し、
草野球、テニス、スキー、そしてもちろんゴルフと、「するスポーツ」に
どんどん傾倒して「社交的」になっていく姿は、
これまでさほど語られていなかったので新鮮味がある。
Aセンセイには作品からして「暗い」イメージがある人は、驚くだろう。
とにかく友人知人が多く、ほぼ全部の写真でVサインをしているのだから。
そんな新ネタ含む2巻でも、その他のネタは、やっぱり、
パーティー、トキワ荘、ゴルフ、映画……、たまに帰省、の無限ループ。
なのに超・面白いのは、もはや完全にリビングレジェンドなAセンセイが
「生涯現役」で「いつまでも好奇心旺盛」な様が伝わって、
こちらも本当に愉快になるからだ。
そして見のがしてはならないのは、F氏へのリスペクト。
2人で頑張ってきた時代を、決して忘れていないこと。
コンビだったことすら、半ばなかったことにしようとしている
F氏側コンテンツホルダーとは、随分スタンスの違いが見える感じがする。