劇場版マクロスFの公式コンプリートブックです。
前作
劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~ 公式ガイドブック PERFECT TRIANGLEが大変素晴らしかったので楽しみにしていました。
今回は全てがスケールアップした満足度の高い一冊になっていると思います。詰め込み具合がすごいです。
江端さんの描きおろし表紙にまずノックアウト。
ストーリーガイドでは本編のキャプチャーが多々あり、作中の美しいシェリル・ランカ・アルトを早くも見ることができます。
ガイドに合わせて収録されているマクロペディアと河森監督ご本人のストーリーコメンタリーがよかったです。
マクロペディアは絵コンテ・作画担当の方が紹介されていたのと、映画を一見しただけではわからないような細かい設定の記述があったのが
裏話を見ているようで面白かったし、監督のコメンタリーでより映画の理解を深めることができます。
江端さんの衣装デザイン、コメントが見られたのも嬉しかったです。
シェリルのドレスのデザインの細やかさ!魔法少女パステルへのこだわり!サヨナラノツバサ衣装の情報量!
また、それぞれのステージの美術設定も圧巻です。
不満点といえば、前作はシェリルのユニバーサル・バニーの絵コンテが完全収録されていたので
今回もある程度二人のライブの絵コンテが見れるだろうと期待していたのですが、禁断のエリクシアの一部だけだけだったのが少し残念でした。
音楽面では菅野よう子さんの4ページインタビュー+曲の解説、May'nさんと中島愛さんのインタビューがそれぞれ1ページずつ収録されています。
「ホシキラ」や「dシュディスタb」ができるまでなど、色んなエピソードがあります。
「dシュディスタb」の細かい設定にはびっくりでした。
中島さんが「放課後オーバーフロウ」を歌う際菅野さんからアドバイスを受けたことといい(この本ではそのエピソードは言及されていませんが)、
May'nさんの「Get it on〜」や「dシュディスタb」の収録で気を配ったことなど、
音楽との調和も、違和感も、全てが細部まで計算されつくされていて、マクロスFの音楽って、菅野さんってすごい…と改めて思いました。
映画の主要スタッフ、声優の方々のインタビューも充実していて、本当にいい作品だなと思いました。
127ページというボリュームで、全く無駄のない、けれどもっと情報がほしいくらいの中身の濃い一冊です。
中でもスタッフインタビューは普段目にする機会がないので、読むことができてよかったです。
この本もマクロスFの一つの集大成だと思います。興味ある方は絶対に満足できると思います。