軍犬を主人公にしたドラマとしての価値は高い、 しかしNHKが子供向けを主眼として製作している関係からいわゆるきれい事としての戦争ドラマになっており戦争を描いた作品として大人が見た場合に感じたい苦味のような後味はかなり不足しています、
なかなかの現在のオールスターキャストなので各出演者のファンの方には十分楽しめるでしょう、
同じく軍犬を主役にした大傑作映画である野村芳太郎監督・渥美清主演「続 拝啓天皇陛下様」とぜひ比較鑑賞することをお勧めします、本作とほぼ同じ100分程度の作品にもかかわらず盛り込まれた情報量も戦争映画ならではの深みも人の営みへの敬意も圧倒的に優れていますから軍犬に興味のある方はぜひ鑑賞しましょう、
大東亜戦争終結後、軍犬と軍馬はただの一頭も本土に帰還していません、 引き上げ船に乗せる余裕などあるはずがなかったのでしょうがないことですが、その事実だけは忘れないようにしたいものです、 同じく軍で使用されていた軍鳩は朝鮮半島程度の距離であれば飛んで帰還したものがあったでしょう、
靖国神社遊就館前庭に軍犬、軍馬、軍鳩の像があり毎年慰霊祭がおこなわれています(今年は4月1日予定)、もし参拝されたときにお供物を備えるのもいいでしょう、 天神様の神牛像のように参拝者がなでられればいいだがなぜか手の触れられぬ高さに設置されているのが少々残念なのだが、