M&Aの成功には、欠かせない基本原則があると言う。それは「買収のターゲット企業を正確に選ぶ」「投資テーマに合致した買収案件を締結する」「統合全体の中で真の必要性を見極め、優先順に行う」「想定外の問題に迅速に対応する」という4つの段階的意思決定である。そのうえで、例えば1つ目について、「自社の競争基盤を見極める」「コア事業を合理化する」など、成功企業が行った具体的な行動プランを抽出して解説していく。
さらに、著者と同じ米系コンサルティング企業の日本法人に属する訳者は、日本企業がM&Aに臨む際の注意点をまとめた章を設けている。例えば、M&Aの流行やブームに幻惑されたり、短期で決着をつけるものだと決めつけて経営者が意思決定を焦ると、失敗の可能性が高まると警告する。
(日経ビジネス 2007/04/23 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
総合評価では、良書です。,
By mechanix (東京都港区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: M&A 賢者の意思決定―成功企業に学ぶ4つの基本原則 (単行本)
私の読後感は「翻訳もののビジネス書にしては読み易かった」というところです。内容は、いわゆるM&Aのテクニカルな側面ではなく、意思決定に焦点を当てたという点が、M&Aものの書籍としては新しいのではないでしょうか。内容に目新しい点が無かったと言えば、身も蓋もありませんが、それだけ、「腑に落ちる内容」だったという風に肯定的に評価しています。惜しむらくは、出だしの文章が非常に読みやすかったことに対して、途中から翻訳文がだらだらと続く箇所があり、読み手の集中力が少し削がれてしまうのではないか、と思います。 私自身も、一度読んでもすっと頭に入ってこなかった箇所があり、通読後、読み返しました。これが、星マイナス1の理由です。 M&Aについて、一度、頭を整理してみたい方には、おすすめの良書です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
自立成長のみで世界の一流企業にはなることが難しい,
By チャールズ マンガー (東京都小平市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: M&A 賢者の意思決定―成功企業に学ぶ4つの基本原則 (単行本)
フォーチュン500を見ると、全買収の70%が失敗しており、20年一緒の企業はほとんどない。しかし、自立成長のみで世界の一流企業にはなることが難しい。使われている具体例がアメリカ企業のみなので、ちょっと難しい。 「現在の製品を買収するのではなく、その社員を通じて次の世代の製品を買収している。」 シスコシステムズ ジョンチェンバース P64でバンガードについてが面白い。 ヴァンガードの優れたところは、 1、消費者教育(アクティブファンドよりインデックス) 2、低コストの事業モデル 3、理想な顧客と多額の取引 「いつかバンガードがフィディリティを追い越すかもしれない。」 先見の明ありです。 事実そうなりました。 http://www.investmentnews.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20090809/REG/308099977/1030/MUTUALFUNDS 買収のタイミングやどのような買収がうまくいくかなどわりとわかりやすくまとまっていると思います。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
経営者の視点,
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レビュー対象商品: M&A 賢者の意思決定―成功企業に学ぶ4つの基本原則 (単行本)
M&Aの企業内部での意思決定に関する本です。本当に効果を生むか、価格は適切であるか、実際統合してみて問題はないか。 この点に注意を払えというものです。 話の本筋は、時間をかけてやること。 M&Aは自社の事業とシナジーを生むものであること。 経験をつみ、それを企業に付着するものにすること。 などなど、既存の話と変わった点はありません。 細かい部分に、「ふーん」と思うような箇所があるように感じました。 文章も読みやすいので、 合併内部の注意点を明確にするには良い本です。
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