購入のきっかけは以下のようなシャープペンを探していてこの製品が該当したからです。
1.0.7mmの芯を使うこと。
2.使い易いこと。
3.デザインがカッコいいこと。
4.定番の製品であること。
5.趣味の文房具としても楽しめること。
日本で使われているシャープペンは大抵0.5mm芯で、これは漢字という画数が多い文字を書くからだそうですが(英語圏では0.7mmが主流)、少し大きい文字でもよいなら0.7mm芯のほうが圧倒的に書き易く味のある良い文字が書けると以前から感じています。
このラミー2000というシリーズは40年以上のロングセラー製品だとのこと。文句なしに定番製品です。シリーズのうちでは4色ボールペンが一番人気があるようですが、シャープペンは主に使用する年齢層(学生以下)と価格の関係で需要の低さがあるのかも知れません。ちなみにラミーの社長はこのシャープペンを40年近く愛用しているそうです。
さて、まず質感ですが見た目は非常にクール。本体の黒い部分は木炭の表面のようでツルツルというよりはスベスベという感じで、わずかにヘアライン模様が見受けられます。先のメタルの部分はやや輝きのあるシルバーで先端方向にヘアライン模様が残っており、ボディからの流れで戦闘機のミサイルのような鋭さがあります。クリップ部も同じような質感ですがヘアライン模様はありません。そして口金とノック部分のメタルはクローム仕上げになっており、これも最先端と最後端で統一感があります。キャップの後ろ(芯の太さが刻印されている面)がテカテカで樹脂感丸出しなのは残念。
持った感じですが、樹脂なので冷たくありません。肌触りは良くいえばクセがなく、悪く言えば無個性。いつも使っている自分の箸を持っているような感じです。滑るという感じはありません。バランスはちょうど真ん中で先重りや後重りバランスではないです。ボディが樹脂なのか重みはありません。でも軽すぎるということはありません。
ノック感はショキショキという感じのなかにカチカチが混じる感じです。クリック感はあります。ノック2回でちょうど良い芯の長さが出ます。
書き味ですが、最初なのにクセを感じることなく非常に書き易いです。初めからクセがないというペンはなかなかないと思います。これは多くの人が持っても使いやすいということではないでしょうか。この辺りがロングセラーの理由かも・・・。そして見た目ほど太いとは感じません。筆記時に持つところはわりと細いです。芯の0.7mmという太さもあって、鉛筆をもっと書きやすくした感じといえばいいでしょうか。ただ、重さはそれほどでもないので自分でペンを運んでいく形になり、特に重さを利用して書く人にはもっと他にいいペンもあると思います。ペン先のガタつきなどはありません。
メカニズムですが、分解図というものが付いていなくてよく分かりません。とりあえず先のメタル部分は外れないようですが、それより上方つまり黒い部分で分解できるようにはなっています(この継ぎ目が見えるか見えないかの加工が素晴らしい)。しかしそこからメカを抜いたり口金を外したりというところがよく分かりません。とりあえず芯が詰まったときにまた調べたりしようと思いますが、これくらいの筆記具になればどこかどうやって分解できるのかくらいの説明書は欲しいです。あと先端のパイプは出たり入ったりしないタイプです。メインメカはしっかりしてると思います。
ちなみに0.5mm芯タイプは日本メーカーの芯は合わない個体もあるそうですが、私の購入したのは0.7mmタイプだからかどうかは分かりませんがそういうことは全くありませんでした。
素材は樹脂でこの価格には見合いませんが、加工とデザイン、それに使い易さを考慮すると決して高い買い物ではないと思います。
※分解の方法が分かりました。ボディの途中で二つにした状態から(先の円錐メタルパーツは外せない)、メカ部は引っ張るだけで抜けます(かなり硬い)。口金はメカに付けてあるので一緒に抜けます。口金はネジ式にメカについているので回せば外すことができるので芯がここに詰まったときもこうすればクリーニングできます。あと、メカにはゴムリングが付いていてこれも取り外しができます。このゴムリングはもしかしたらメカを外すとき独立して外れて出てくるかもしれませんが、取り付けるときはメカの口金方向から差し込みます(芯入れ穴のほうからではない)。ゴムリングは本体とメカのクッションになっているのかも知れません。メカはそのゴムリング以外は全て金属でできていてやはりしっかりしています。取り扱い説明書やラミーのサイトには2000MPの分解方法は載っていないようなので、念のため分解は自己責任でやってください。(もっともこの方法を知らないと口金内部で折れた芯のクリーニングができないのでありますが・・・。)