雑誌『日経SYSTEMS』やITproでのネット連載の記事をまとめたMOOK。
自分も情シス部門にいて、プロマネもどきをやっているが、所詮素人の付け焼刃。技術的なところは開発ベンダさんにお任せになってしまいがち。
やはり、こういった技術的な知識を自分たちもつけなければ、ベンダさんたちと話をすることもままならない。
ということで、このMOOKは非常に参考になる。『日経SYSTEMS』も定期的に購読しているが、やはりこういった1冊の本にまとまっていると、勉強しやすい。ネットの記事や雑誌に対する書籍の優位性かもしれない。
この本の内容も、設計、メソドロジ、実装・テスト、運用、セキュリティの5章にわたって、ITアーキテクトがやってはいけないこと、いいかえればやりがちな過ちをわかりやすく説明してくれる。もちろん、技術的なことも記述されており、内容をすべて理解することは難しいが、実装のところを除いては、私のようなユーザ企業のシステム部門の一担当者レベルでも十分理解できる内容になっている。早速運用の見直しを行うなど、とても参考になった。
また、章の間に挟まれているコラムも参考になる。特に、ITアーキテクトとプロジェクトマネージャの融合といった話は、私も同感だ。両方のスキルを持つのは大変かもしれないが、現実のプロジェクトでは両方の能力が要求される場面が多い。
うちのような人員がほとんどいない情シス部門では、こういったスキルを持つ要員の養成が必要だろう。自分もそうなりたいものだが...
どちらかといえば、ITアーキテクト的なスキルを持ったプロマネが自分の目指すところかな。