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GOSICKsIII  ‐ゴシックエス・秋の花の思い出‐ (角川ビーンズ文庫)
 
 

GOSICKsIII ‐ゴシックエス・秋の花の思い出‐ (角川ビーンズ文庫) [文庫]

桜庭 一樹 , 武田 日向
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 600 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

オールド・マスカレード号事件を解決し学園に戻ったヴィクトリカは、疲れが出たのか熱を出してしまう。一弥は、秋の花にまつわる謎を手土産に、日々彼女のお見舞いに通うのだが…? 秋香る「GOSICK」短編集第3弾!!

内容(「BOOK」データベースより)

オールド・マスカレード号での事件を解決し学園に戻ってきたヴィクトリカと一弥。しかし長旅の疲れが出たのか、ヴィクトリカは熱を出して寝込んでしまう。「おもしろい話をもってきたまえ。それと、花もだ」一弥は、花とそれにまつわる不思議な逸話を手土産に、退屈する彼女のお見舞いに通い始めるが…?時代に埋もれた物語の真実を解き明かすたび、二人の絆がまた揺るぎなく深まっていく―。「GOSICK」短編集、第3弾。

登録情報

  • 文庫: 232ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/11/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4041000483
  • ISBN-13: 978-4041000489
  • 発売日: 2011/11/30
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 173,145位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ミノー トップ500レビュアー
形式:文庫
 ヴィクトリカがまたしても風邪で寝込んでいる為、そして一弥もその看病?に当たっている為、
今巻は一切、事件は起こっていない。ひたすら一弥がヴィクトリカに物語を読んで聞かせている。

 テーマを「花言葉」にした短編連作形態。
『純潔』(白薔薇)…1789年、フランス革命に消えた三角関係の悲恋
『永遠』(紫チューリップ)…1635年、オランダでの花バブルの狂乱
『幻惑』(黒マンドラゴラ)…0023年、中国で国王に一生を捧げた女戦士の伝説
『思い出』(黄エーデルワイス)…1627年、アメリカの女実業家の生育歴

 そしてヴィクトリカにアヴリルが語る叔父の話、赤いデイジーに寄せる「花びらと梟」。
これは作中の現代なので、推理と呼んでもいいだろう。続けてエピローグ。

 テーマを決めた連作と言うのは、作り手も受け取る側も楽しいものだ。
(画家ミュシャや作曲家ビバルディの「四季」とか、同じくミュシャの「四つの芸術」とか)
 しかし今回は実際の事件ではなく、物語や伝記などからヴィクトリアが事実を推理するというのが…
それは「推理」じゃなくて「想像」だろう、と思うのだが…。

 『純潔』の章で、愛に殉じる人間を理解し難いとするヴィクトリカは子供で可愛い。
ヴィクトリカのこの反応は、巻末の「花びらと梟」での真逆の台詞で活きてくる伏線になっている。
 『永遠』は、少々トリックに無理を感じる(どこに、を描いてしまうとネタバレなので控えるが)。
 『幻惑』、マンドラゴラ発見!と騒ぐアブリルとセシル先生に一弥がしたコメント、
「大根…それか、カブかなぁ。にんじんかも(略)」 …待て。人参の葉は似ても似つかないだろう!
 『思い出』、エーデルワイスって高山植物じゃないの?と素朴な疑問。
あとアブリルの友人の台詞「くわばら、くわばら」て。思い切り日本固有の雷よけのおまじないだが。
安易な英単語の使用とか、些細な所で「ヨーロッパの小国(仏語圏)」とされている世界観が壊れるのが残念。

 エピローグでは次巻で何かが起こりそうな気配。ヴィクトリカの回復と活躍に期待。
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