「Final Cut Pro」の、いわゆるチュートリアル本の一冊です。
「Final Cut Studio」パッケージに含まれる「Motion」、
「Soundtrack Pro」、「DVD Studio Pro」も扱っています。
(例によってと言いますか、残念ながら「Color」は紹介程度にしか扱われていません)
出版社のホームページから解説に使われている素材をダウンロードして
実際に「Final Cut Pro」で作業しながら学べるようになっています。
(また、出版社のホームページにて詳しい目次が確認出来ます)
この手の本は諸機能を紹介するだけで、復習用には良くても
これから使い方を覚えたい初心者にはお薦め出来ない本が多いのですが、
この本は、自分の知る中では一番お薦め出来る本だと思います。
「Final Cut Pro」の使い方を最低限一通り覚えた現在の自分だから
そう思うのかも知れませんが、別の評価の仕方をすれば、例えば
自分が映像編集ソフト初心者に「Final Cut Pro」を教えるなら
この本をテキストに用いたいと思います。
本書のページ構成は、一つの項目につき見開き2ページきりで、
メインの説明文は本当にあっさりしています。
残りのスペースをフルカラーのスクリーンショットの数々が埋める
といった構成が最初から最後まで一貫していて、ともすると
見た目重視で、とても初心者には覚束ないようにも思えるのですが、
スクリーンショットに添えられた注釈文を良く読んでみると
意外なほどに痒い所に手の届く内容になっています。
自分としても、ちょうどこれから始めようとしていた微速度撮影ムービーの
作り方や、あるいはAVCHDファイルの扱い方など、色々と参考になりました。
(余談ですが「タイムラプス」を「タイムラスプ」と記す誤植があります/P.116)