Number誌上で連載中から読んでいて、単行本として発売されるのを楽しみにしていました。
カズがこれまでの人生で関わった人達からのカズへの手紙と、それに対するカズからの返事が書かれています。
多くのの手紙から魅力あるカズの生き様・人柄が浮かび上がってきます。
15歳で単身ブラジルに渡ってからプロのサッカー選手になるまでの時代
ブラジルでプロとしてようやく自信を掴みかけた時に日本代表やJリーグ開幕の為に日本への帰国を決断した葛藤や
日本人初のセリエAプレイヤーとしてイタリアに行き直面した現実
フランスワールドカップ直前に日本代表から落選して、夢に手が届かなかったこと
そして幾つになってもプレイヤーにこだわり現役でありつづけること
思い出と共に、当時のカズの気持ち考えが手紙のやりとりで語られます。
どんな状況でもプロとして真剣にトレーニングに励み、異国の地での偏見にも負けずに自分の信じる道を切り拓いていった姿に胸をうたれました。
サッカーに興味が無くても、仕事に勉強に生活のいろんな所で頑張っている人には共感と励みになる一冊ではないでしょうか。
そしてリアルタイムでカズと共に年齢を重ねてきた人たちだけでなく、
カズを知らない若い人達に特に読んでもらいたいなと思う本です。