TVアニメ版の話をなぞらえながら、演出を変えただけでここまで見やすい作品にできるとは……素直に感心しました。
小夜の心情、友人達の行動なども色々解りやすく印象も良かった。展開が同じになったとしても、今後各キャラがアニメ版のような悪い印象をもった演出にならないことを祈ります……いわゆる茶番劇事件でねね、のの、優花の実は生存してました展開は避けて欲しいです。時真は…1巻の時に犬といた印象があるからちょっと違う役割になるのかな?
面白いと思ったのは、キーワードになる『約束』が「みんなを守る」と1巻での決意を小夜が『約束』と混同しているのは記憶に欠損のある小夜のキャラクターを良い意味で混乱させているなと思いました。なかなか読み取り辛いですが、少なくともTV版のサヤさん(記憶有り)は誰かを守ると言う『約束』を誰ともしてないわけだし……この辺りは劇場版でフォローするのかな?(誰かを守るって本当に約束してるのかもしれないけど……)
それから、犠牲者が出たときに『守れなかった』という更衣小夜としての自己嫌悪が暗示を一時的に開放し、ブーストをさせているのではないかなと。この辺りの演出が解りやすくなっており、色々推測できて先が気になる演出と展開です。
戦闘シーンは相変わらず省略気味で、少女漫画チックなのは相変わらずですが、話は見やすいし先が気になるとは言え、総合的に現在は可もなく不可も無くといった印象です。悪く言えば地味かな。次巻からは劇場版へ突入するようなので、ちょっとした楽しみとして待ちたいと思います。
手放しですばらしいと言える作品ではありませんし、賛否はあるとは思いますが、個人的に前回からの期待には応えて貰えたので☆4でお願いします。
ただ…やっぱりBLOODシリーズを名乗るなら、謎だけでなく、もう少しカタルシス感じさせてくれるような鬼気迫る展開と戦いを見たいような……
この辺りは古参のグチですけど……でも、Cの漫画版のキャラは可愛いんですよね……犬も可愛いし……優花さん本当にいい人だよな〜…でも一番復活しそう。
できれば劇場版と繋がっても、今後はTV版ラストとは違う展開にしてほしいです。