初代BLOODからのファンです。
アニメBLOOD-Cのテンポが悪くて正直不安でしたが、今作1巻を読んだ感想はそこそこ面白い作品と言ったところです。
まだまだ、謎だらけとは言えストーリーも悪く無く、小夜も自然に可愛く描けているし、キャラクター性もハッキリしています。ちょっと天然入った可愛い女の子です。(+の時もそうですが、初代小夜さんのかっこよさと比べると何じゃこりゃですが……完全に別物だからしょうがないけど)
しかし、日常パートの話は面白いのですが、どうも演出に派手さが有りません。バトルなんかはあっさりした感じです。
ただ、一つ別の作品とはいえ、BLOODの名を冠していながら疑問に思うのは、敵は本当に翼手と言えるのだろうかと言うことです。
翼手は骨格を自在に変化させ、人間に擬態し、人の群れの中に潜んで獲物を狙う『鬼』、人類とは違った進化を辿った人類という基本的なコンセプトがあった筈ですが、今作は見た目が完全に妖怪になっております。最初のは翼手に見えますが、その後明らかにグリフォンっぽい奴が出てきたり……
もしかしたら、本当に古き者とは翼手では無い別の敵なのかもしれないと思いました。
1巻の段階では普通に妖怪退治ものと言った印象です。
バトルホラー、刀(一撃で大量に出血させる武器)、少女(オリジナルの血・最強)、翼手(擬態化するバンパイア)、小夜をバックアップする謎の組織というBLOODの基本概要から、今作では逸脱し過ぎているような気がします。(設定が違うとはいえ+はその辺りを意識した作りでしたが……)バトルホラーとも言い難いし……バトルに限って言えば普通の活劇に近いです。
まだまだ謎を出している段階ですので、今後その当たりのコンセプトは回収してくれると思いますが……毎度の事ながら小夜に何かあるのは明白だし。
今までのファンとしては、やはり+以上に別の作品だなとしか言えないものですが、作品自体は悪くありません。ただ、バトル漫画である筈なのにバトルが少なく、偏見とか抜きにして見ても、演出とかは少年漫画というより少女漫画に近い系統だと思いますので、もしからした人を選ぶ作品かもしれません。
BLOODとして見なければ、個人的に好きな系統なので星4でお願いします。
あと、犬が滅茶苦茶可愛いいぞ!