デヴィッド・R・ホーキンズの初期の三部作の3冊目である。
最初の
パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学で扱っている意識レベルは主に聖人と呼ばれる500台の上部のレベルまで網羅しており、二作目の『The Eye of I』では600から850、三作目の本書ではおよそ800から人間として到達しうる究極のレベル1000の至高体験まで含んでいる。なお本書では1000を超える意識レベルについてもわずかではあるが言及されている。以下列挙すると…
1000+ キリスト、ブッダ、クリシュナ、ブラフマン、究極の真実としての<わたし>
1250 究極の本質としての<わたし>
50000+ 大天使
無限 神性/創造主としての顕在の神
無限 至高の神−非顕在の神
著者によると覚醒(レベル600)はまれにしか起こらない現象で、たとえ起こったとしても、そのうちのたった20%の覚者しか通常世界の活動的な生活に戻ってこず、700〜800のレベルでは5%の聖者しか世界と関わりを持つことができず、900台に至るとわずか1%しか世の中に戻ることはできない。その意味で本書は貴重な報告書となっている。
ほとんど言語化を拒否する世界について記述されているので、真理度が併記されているところがある。たとえば「どんなものにも“原因”などない」は999、ブッダが教える「縁起の法」は965。「Om」というマントラは740だが「A-u-m」ではたったの65であるのには驚いた。ウパニシャッドにOmをA-u-mに分解して意義を説くものがあるが、決してその精神性は高くなかったのだ。
著者による本書の真理度は999.8と判定されている。