2008年に出版された同名の単行本の方にレビューがたくさんついているので、
内容に関してはそちらに、参考になるレビューがたくさんあります。
「宇宙」の話が出てくるので、
そういう部分で好き嫌いが分かれることもあるようですが、
それを別にしても、
著者の専門分野でもある成功法則と心理学が、
物語を通じてうまく学べるようになっている秀逸な本だと思いました。
物語を楽しむというよりも、真摯に人生と向き合う目的の本ですので、
安易に感動を求めるのなら、別の本を選ばれた方が賢明です。
恐らく読み手の、自己との向き合い方や、周囲の人間関係に対しての洞察によって、
この本が単なる退屈な物語で終わるか、何度も読み返していくバイブルとなり得るか、
分かれてくる本だと思います。
装丁に関して、個人的にはビジネス社から出版された単行本のほうが
本文の書体や行間、デザインが美しく、物語を感じやすくて個人的には好きでした。
ただ、文庫版のほうはポケットに入るサイズなので携帯しやすく、
安価なので、ボロボロにしながら付き合っていくのには適していると思います。
追記された著者オススメ映画は、一度観た映画でも「人生の真実を探求するための―」
というテーマを持って並ぶと、また別な視点を持って、改めて観てみたいなと思わされました。