あまりにも直接的過ぎるタイトルに、一瞬引いてしまいました(笑)。営業意識が前面に出ていますね。性をキーワードにして、現代の20代女性の気質について解説を試みている本です。
いろいろな女性のインタビューと著者なりの分析で進んでいきます。中にはちょっと衝撃的なものもあります。この題名と直接的な関連が一番強いといえる内容は最初の章。それ以外は、渋谷でナンパされてホテルへ行くとか、妻子ある男との不倫といった、タイトルとは全く合っていない話もいろいろ出てきます。
インタビュー相手には若干偏りがあるように思います。わかりやすい例を挙げると、登場するのは独身女性が中心で、同じ年代の人妻達はあまり登場しません。晩婚化が進んでいるとはいえ、20代で結婚している女性もたくさんいるのですが。風俗関連の話題も単純化し過ぎで、どこかぎこちなさを覚えます。
著者の主張としては、今の20代は男女問わず社会性を過剰に重視して生きているのであり、セッ*スの傾向にもそれが表れているのだということです。個性尊重や男女平等の意識が浸透すると同時に経済的な閉塞感から余裕を失いつつある今の世の中で迷いながら様々な生き方を模索している若い女性たちを、ある一面から語ろうとしてみた本という印象です。