プロレスの大技、小技を連続してかけられているような心に響く本でした。
興行の仕組み、レスラーの日常、ファンの実態など女子プロレスの内幕が詳細に書かれていますが、
それよりも、長与千種、ライオネス飛鳥をはじめとする登場人物の、体を張ったひたむきな生き方にぐいぐい引き込まれました。
月並みですが、懸命に努力することの大切さ、美しさを改めて感じさせられました。
私は女子プロレスについては無知で、キワモノ的なスポーツという印象を持っていましたが、まさに「プロ」の集団なんですね。
この本のおかげで、ちょくちょくテレビに出てくる北斗晶やジャガー横田に対する見方も変わりました。
安っぽい色物タレントのように見ていたのですが、命がけで戦ってきた彼女たちに、今は敬意を表さずにはいられません。
本の帯に水道橋博士が「やはり面白い。これはもっと書きたいだろう」とコメントを寄せています。
私も、もっと読みたかったです。