これまで、ジャーナリスティックな視点、あるいはコミュニケーション論的な視点からのツイッター論は多く書かれてきたと思うが、本書はまた別の角度からツイッターの本質に迫る。1万人へのウェブ調査を活用し、統計的な手法によりツイッターが我々に提供している、あるいは我々がツイッターに見出している「価値」とはなにかを洗い出していく。驚きなのはその分析プロセスそのものも開示していることで、プランナーである著者としてはある種「手の内をさらす」ことになると思うのだが、その部分が読み物として圧倒的に面白く、マーケティングやプランニングに興味のある僕のような人間にとっては、もちろんとても参考になる情報でもある。いずれにしても、これまでさんざんツイッター本を読みふけってきた人にもおすすめの、新しい視点を提供している本だ。