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007 白紙委任状
 
 

007 白紙委任状 [単行本]

ジェフリー・ディーヴァー , 池田 真紀子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界最高のサスペンス作家が、世界最高のヒーローを描いた。

20日金曜夜の計画を確認。当日の死傷者は数千に上る見込み。
イギリスの国益にも打撃が予想される。

 イギリス政府通信本部が傍受したEメール――それは大規模な攻撃計画が進行していることを告げていた。金曜まで6日。それまでに敵組織を特定し、計画を阻止しなくてはならない。
 緊急指令が発せられた。それを受けた男の名はジェームズ・ボンド、暗号名007。ミッション達成のためにはいかなる手段も容認する白紙委任状が彼に渡された。攻撃計画の鍵を握る謎の男アイリッシュマンを追ってボンドはセルビアに飛ぶが、精緻な計画と臨機応変の才を持つアイリッシュマンはボンドの手を逃れ続ける……
 セルビアからロンドン、ドバイ、南アフリカへ。決死の追撃の果てに明らかになる大胆不敵な陰謀の全貌とは?

内容(「BOOK」データベースより)

50年以上にわたって冒険小説のヒーローであり続けたジェームズ・ボンド、暗号名007。その新たな冒険行を、リンカーン・ライム・シリーズなどで知られるサスペンスの巨匠ディーヴァーが手がけたのが本書です。舞台を現在に移し、秘密兵器を開発するQ課が製作した特殊スマートフォンとワルサーPPSを手に、9.11後の世界を駆け回るボンド。スタイリッシュなボンドの言動に彩られたスピーディな展開というボンドものらしいストーリーに、“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーらしい巧妙なプロットが仕掛けられています。

登録情報

  • 単行本: 456ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/10/13)
  • ISBN-10: 4163809406
  • ISBN-13: 978-4163809403
  • 発売日: 2011/10/13
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.4 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 14,372位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ディーバーが007を書くとどうなるか?期待して読みましたが、内容的にはごく普通のスパイ小説としか言えない。
リンカーンライムシリーズがここまで名シリーズになったのは、精密機械のような筆致、描写と稀代のストーリーメーカー、そして毎度のごとくライムに挑む魅力的な好敵手の存在が、素晴らしいシリーズにしていると思う。しかし、007自体、あまりにも有名なキャラすぎで、本を読んでも、映画で良く見たSコネリーなどの動くジェームスボンドの印象が強く、なかなか、そのイメージから抜け出せなかった。確かに、現代風007として最新式スマートフォンを自在に扱ったり、ワインや料理の描写(もともとディーバーはかなりの料理好きのよう。)などライム、ダンスシリーズとは一線を画した味付けもしているんだけれど。ディーバーが書いたスパイ小説として読めば納得いくんでしょうが、あまり期待しては、あとで後悔してしまうかもしれない。この作品に対する読み方の問題で、作品の評価は左右しそう。あまりにも個性が強いキャラクターだけに、名手ディーバーでも、007の枠を切り崩すことはできなかった。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By へっぽこ野郎 VINE™ メンバー
誰もが知ってるジェームス・ボンドをリンカーン・ライムシリーズのディーヴァーが書いた。
最初にこの本の内容を聞いたときには正直びっくりだった。
本作はイアン・フレミングの版権管理会社が直々にディーヴァーにオファーを出したもので、
ディーヴァーの「獣たちの庭園」がイギリス推理作家協会から「イアン・フレミング・スティール・ダガー賞」を
受賞したのがきっかけで、ディーヴァーに白羽の矢が立ったらしい。
なるほど、確かに「獣たちの庭園」の頃のディーヴァーであれば、それは納得できるのだが・・・・。

まず往年のジェームズ・ボンドの熱狂的なファンからすれば、確かにこれは物足りないだろう。
懐かしいキャラクターが登場するとは言え、ディーヴァー流にデフォルメされてしまっている。
何よりボンドのキャラクターが最後までイマイチよく分からない。
セクシーといえばセクシー?でもちょっと違う。クールといえばクール?でも何か違う。

一方で、ディーヴァーのこれまでの小説の各キャラクターとは微妙に似通ってたりする。
アメリア・サックスが「男」になって「スパイ」ならこうなるだろうな、と。
かと言ってディーヴァーの絶頂期の頃の緻密なストーリー展開や二重三重のドンデン返しが
あるわけでもない。どちらかというと淡々とストーリーは進んでいく。
むしろ「映画の原作としてならよくできてる(映画化のことをよく考えてある)」と言ったらいいのか。
映画の007シリーズというより、雰囲気はトム・クルーズのミッション・インポッシブルを意識してる感じ。

「ジェームズ・ボンドファンにもディーヴァーファンにも、両者に満足してもらえる作品を」と、
ディーヴァーはインタビューで答えているが、まぁ確かにその通りだろうけど、でもそれはとてつもなく
難しいことだと思う。チャレンジしているその精神は賞賛に値するが、それが成功して実を結んだかどうかは・・・
読み手によって違うと思う。少なくとも自分は「惜しい」と思ってしまったが。

どんなピンチに陥っても、実は事前にそう予測していてこういうスーパーツールを持ってるいて、
こうやって解決するんだぜ・・・・話はそういう展開で進んで行く。
まさしくこの辺りはリンカーン・ライムシリーズと共通と言える。
(犯人の先々を証拠から推理していくライムやサックスと、本作のボンドが重なる)
一方、ボンドってスムーズでクールなんだけど泥臭くて・・・といった印象があるのだが、
読んだのはもう何十年も前なので・・・・今度機会を見て、もう一度フレミングの作品を読み直してみよう。

そう、ディーヴァーがボンドではなく、全く新しいキャラクターとしてこうしたスパイを作り上げ、
この作品を発表していれば誰もが納得しただろうに・・・とは思ってしまう。

過去のディーヴァー作品を読んでいて、この作家の特徴を知っていれば中盤くらいで
真の黒幕に気がつくだろう。この辺りは既にディーヴァーはワンパターン化、マンネリ化に
陥ってると言っても過言ではないだろう。初めてディーヴァーを読む方であれば、
このストーリーのプロットはそれなりに楽しめる、とは思う。

個人的にはディーヴァーの作家としての旬はもうとうに過ぎている、と感じている。
それで今後も本作のようなこの水準を保ってくれれば彼の作品を読み続けるが、
前作及び前々作の「ロードサイドクロス」や「ソウル・コレクター」のようなレベルの作品が今後も
続くのであれば、少なくとも自分はもう読まないだろう。

それでも本作はジェームズ・ボンドという「非常に難しい題材」をディーヴァー流に書いて、
読み物としては純粋にある程度のレベルには仕上げた、という意味では非常に好印象だ。
何も考えずに読めば「面白い」のは間違いない。
ただ「ボンドはこんなんじゃない」とか「スパイ小説はもっとアクションがあって・・・」なんて
考え出すと急激に小説としての面白さがしぼんでいく、そんな作品であると感じた。

ボンドの次作は現段階でもまだ決まってないようだ。本人は続編を書く気満々のようだが、
(そのための伏線も随所に張ってある)こればっかりはフレミングの版権管理会社次第なのであろう。
次作があればまた読んでみよう、とは思う。でも無くても別に落胆はそれほどしない・・・かな。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Q特製のスパイ用品はなんとスマホ!ボンドは「盗聴」などさまざまなアプリを使いこなす。また、悪役もシュレッダーの書類投入口にカメラを仕掛けて、裁断しなてはならない機密文章を「自動的」にスキャンするし、当局も膨大なメールを傍受して解析するなど、当たり前といえば当たり前の超現代的な情報戦となる。

もちろん、ロンドンを拠点にセルビアやドバイ、南アフリカを飛び回り、カーアクション(本作はおもにスバル!)や銃撃戦、ウオッカ・マティーニ、お約束の美女などシリーズとしての決まりごとを守ったうえでの小説なので、ファンも自分の創造のなかで自由に「映画化」できる特権を確保できる。

どうにも理解できない翻訳が1つ。「ダンは、凶暴さを内に秘めた『日本の闘魚』を思わせた。」調べたら、タイの熱帯魚で「琉球闘魚」という品種もいるようだが?これは、作者の誤解をそのまま忠実に日本語訳にしたのだろうか?それとも、イギリスでは「闘魚」は「日本産」と信じられているのだろうか?どちらにしても「闘魚」自体見たことがない・・・。
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面白く読みました。
楽しみましたよ。
誰が書いても、つまりディーヴァーが書いてもという意味ですが、007はスーパーマンになってしまうのですね。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: わかちゃんさん
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じゅうぶん、面白く読みました。
日頃、ジェフリー・ディーヴァーのファンでもないし、... 続きを読む
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残念な出来だ。

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