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龍馬デザイン。
 
 

龍馬デザイン。 [単行本]

柘植 伊佐夫
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

NHK大河ドラマの歴史上、初めて誕生した「人物デザイン監修」という仕事を一手に引き受けた男の、苦悩と歓喜の日々―。「龍馬伝」を支える仕事人たちの、情熱とエネルギーのぶつかり合いが胸を打つ、感動の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柘植 伊佐夫
1960年、東京に生まれる。少年期を長野県で過ごす。1990年、第1回日本ヘアデザイナー大賞受賞。1999年、手塚眞監督「白痴」で映画全体のヘアメイクを監督する。塚本晋也監督「双生児」、庵野秀明監督「式日」「キューティーハニー」等を経て、2005年、現代美術家マシュー・バーニーのアートフィルム「拘束のドローイング9」のビューティーメイクアップ、レオス・カラックス監督「メルド」のビューティーディレクションを担当。2008年、同担当の滝田洋二郎監督「おくりびと」が第81回米国アカデミー賞外国語映画賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 381ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2010/11)
  • ISBN-10: 4344019067
  • ISBN-13: 978-4344019065
  • 発売日: 2010/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By w_usagi
形式:単行本
題名から、デザイン画やイラストがふんだんに盛り込まれているものを想像していましたが、
381pという本の厚さと、二段組みのびっしりのテキストで、早速意表を突かれました。

龍馬伝の人物デザイン監修という役割に関わった筆者の作業状況や心の移り変わりが、
日記の形式で撮影終了の日まで綴られています。
11月13日現在で放送されていない分については、オブラートに包んで書かれているので、
最終回まで待たなくても、安心して読むことが出来ました。

NHKの組織の中に外様として参加した筆者が、
衣装や鬘の決め方などについて、既存の方法に対抗しなくてはならなかったり、
NHKの人事異動によって、それまでの積み上げをやり直さなくてはならなかったり、
さまざまな事例に対し、奔走して、消耗して、それでも高みを目指す姿に胸打たれました。

もちろん出演者とのやり取りや、衣装を布地などのディテールから決めていく様子なども
興味深く、読み応えのある内容になっています。
故郷長野での講演や、奥様のアドバイスを受ける様子など、
今まであまり表に出ていなかった筆者の私生活の部分も垣間見ることができて
私としては満足できる一冊でした。

大河ドラマの楽しい楽屋情報を求めた人にとっては、
ちょっと文章が難解で写真も少なかったかなと思い、星4つにさせていただきました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
柘植さんが監修された『龍馬伝』の人物デザイン、色の取り合わせやテキスタイルの質感が、髪型も含めた全体のデザインと調和して、本当に高度に洗練されていましたので、柘植さんが、いったい どんなふうにアイデアやイメージを構築されていったのか、とても興味深く読みました。

他の方も書かれていますが、とても驚いたのは、この本の内容が、デザインだけでなく、柘植さんの視点から見た『龍馬伝』の制作ドキュメンタリーのようになっていることです。 物語全体に関わる人物デザインを監修されたので、自然とそうなったのかもしれませんが、リアルタイムで書かれているので、制作現場の様子が かなりの臨場感で伝わってきます。

「大河ドラマ」は巨大プロジェクトですので、どの作品も、完成するまでには大変な道程があると思いますが、『龍馬伝』は、それまでと違う新しいアプローチと方法論で制作されたので、関係者の皆さんは、きっと相当の覚悟で臨まれたと思いますが、この本を読むと、想像以上に早い段階から極限状態に突入していたことがうかがわれ、あらためて「すさまじい現場だったんだな〜」と感じました。

ほとんど毎日書き綴られた柘植さんの日記の内容は、時に、自分自身との対話となり、どんどん深く掘り下げられていきます。 『龍馬伝』のように過酷な情況に直面すると、どうしてもそこに向き合わざるを得なくなるのかもしれませんね。 最近読んだ、ハマーショルドの『道しるべ』と少しシンクロするものを感じました。

卓越したクリエイティブな感性と技術が高く評価されていらっしゃる柘植さん。 インタビュー等での物腰柔らかな佇まいやソフトな語り口から、穏やかな方を想像していましたが、この本を読むと、それに加えて、熱い熱い心を持った、クールでバランス感覚の優れた、実に「男前」な方であることが伝わってきて、多くの分野の第一線で活躍されている方々から、柘植さんが深く信頼される、その秘密の一端を垣間見ることができたような気がしました。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
龍馬伝と一緒に1年〜2年を駆け巡って来たファンの方には必見の一冊です。 チーム龍馬伝のスタッフの名前が登場する度にワクワクドキドキする興味深い一冊です。
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