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龍神の雨 (新潮文庫)
 
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龍神の雨 (新潮文庫) [文庫]

道尾 秀介
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第12回(2010年) 大藪春彦賞受賞 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容説明

添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。大藪春彦賞受賞作。

登録情報

  • 文庫: 410ページ
  • 出版社: 新潮社 (2012/1/28)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101355533
  • ISBN-13: 978-4101355535
  • 発売日: 2012/1/28
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.9 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (35件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白い 2012/2/13
形式:文庫
登場人物の少なさから、ミステリとしてはわかりやすい部類に入るが、
ミスリードさせる部分の展開はお見事。
また、二組の兄弟が堕ちていく過程やお互いを思う心、
そして不条理に抗おうとする気持ちの書きっぷりが素晴らしすぎて、
どうにも続きが気になり、途中で読みとめられず一気読みでした。
全体として暗いトーンの話でしたし、
読後の爽快感もありませんが本当に面白いです。。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
家族小説? 2010/7/11
形式:単行本
母親(または父親)の死により、
継父(または継母)と暮らすことになった
二組の兄妹(または兄弟)が主人公

血は繋がらないが、家族であるゆえ逃れられない関係
誤解、妄想そして、他者の介入によりその関係がより歪んでしまう

これは家族小説なのかもしれない

しかし、相手の想いを理解できたのは事が終わってしまった後だった・・・

雨(龍神)が象徴的に使われている作品です
しかし、梅雨の時に読むのには陰鬱すぎる作品かも
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yosnoiz トップ500レビュアー
形式:文庫
兄が妹に電話をかけるシーンの描写など、非常にテンポが良く、映像を喚起する。そういう意味ではとても現代的な作家だと思った。

ミスリードの仕方も、途中でくらりと錯覚が解けるあたりまでは秀逸だった。

ただ、ある人物の造形が極端すぎ、文庫本の解説を読むにこれはメタファーだというのだが、それにしてもあまりに常軌を逸しすぎていて、その動機もそんな人間になってしまったという経緯の説明もないままなので、どうにもご都合主義に映る。

どんな極端なことを言ってもしても、その人物はそういう人物だから、ということで片付けられてしまってはズルいと思うのだが。

クライマックスのシーンも、どこかで見たような展開で、決着のつき方も容易に想像できてしまった。

そういう点がちょっと残念だった。

後は、ラジオのニュースなど、想像の余地を残す終わり方で面白いと思った。

解説を読んでから、それをもとに読み直すのもまた一興かも。
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最近のカスタマーレビュー
読後感
複雑な家庭環境を多感な時期に向き合っていく二組の兄弟の苦しみが
始めは重い気持ちで読み始めましたが、だんだんと止まらなくなり... 続きを読む
投稿日: 17時間前 投稿者: huhu
ラストのもやっと感も悪くない。
なかなかすごい作品でした。
『月と蟹』を思い出しました。
あれは、少年の友情と、
負の感情を掘り下げた秀作だった。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: teeakira
驚き
道尾さんの作品は初めて読みましたが、ちょっとした衝撃を受けました。
こんなミステリーを書く作家がまだまだいたんですね。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ジェダイ
雨が人に運命を変える
人に想像、感違いが事件を生むという著者得意の構成の小説。その構成は愛読者なら分かっているものの、その仕掛けのうまさに最後まで読み進む形になる。今回は雨(龍)がその... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: tabopapa
道尾さんの作品を読むのは初めてですが・・・
過去のレビューを見ていると、道尾さんの今までの作品と比較して…っていうのが多いですね。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: もきち
疑心暗鬼と勘違いが織りなす悲劇。
家族という関係の不安定さをえがいたミステリ。母親が再婚したあとに男を残して死亡。働かずに家にこもっている男に殺意を向ける主人公、偶然を装い男を殺そうとするが思いと... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: kirin70
想像は人を喰らう。龍のように
<一部ネタばれあり 注意>... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: あいこ&でかつん
勘違いと拍子抜け
 二つゆがんだ家族が織り成す物語。
 ガチにぶつかり合うことを期待して読み進めたがかわされた。
 拍子抜けだった。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: うこん
この作家は本物だ
「ラットマン」で知った作家だが、何冊も読み込むにつれて本作で確信した。綿密な伏線、キャラがたった登場人物、各作品に際立った雰囲気など、本物だ。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: manekikuneco
雨の加速度
ストーリーの加速度は... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 文音
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